茶道具とは?

茶道具には大きく分けて、点前道具・装飾道具・懐石道具・待合や露地道具・水屋道具の5種類があります。点前道具はお茶を点てるためのものであり、装飾道具は床の間を彩るためのものです。懐石道具や待合・露地道具は、名前の通り懐石や待合・露地で使う道具のことです。水屋道具とは茶室の隅で茶事を準備したり、茶器を洗う時に使う道具のことです。

茶は中国から伝えられたため、茶道の初期の道具は中国製の物が多くありました。そして、日本で茶道が発展するにつれて日本製の茶道具が多く作られるようになりました。高値で売買されている物もあり、中には国宝や重要文化財に指定されている物もあります。


どんな茶道具が高値で売買されるの?

茶道具は種類に関係なく、有名な作家が作った作品には高い値段が付きます。素人が見ると似たような茶器でも、量産品であれば二束三文の価値しかなく、有名な作家のものであれば数十万円から数百万円の価格で取引されます。その茶器が誰の作かを調べるには、落款(らっかん)などを確認する方法があります。作品の裏や作品を入れている共箱や蓋の裏などに、作家の名前を示すような刻印やサインが記されている場合があります。これらがあることで、その作家が作った作品であることの証明になります。

ただし、過去に記された落款やサインなどは素人では判別しにくい物が多く落款やサインの偽物も存在するので、茶道具の専門家のいる買取店で見てもらうことをオススメします。他にも、歴史上の人物が使っていた茶道具や有名な収集家が所蔵していた物は、有名な作家の作品ではなくても高値で取引されることがあります。これは、希少性によって付加価値が付いたためです。